うつ・自律神経失調症・更年期障害

自律神経って?

自律神経については、こちらのページにもくわしくまとめています

 

自律神経が乱れるって言葉をよく耳にすると思うのですが、自律神経が乱れるっていったいどういうことなのでしょうか・・・?

 

自律神経とは、人が生きていくために自動的に体を動かしたり、整えたりするために必要な働きをしているシステム。

 

暑かったり寒かったりすると体温調整をするために汗を出したり、筋肉をつかって熱量を増やしたり、お嬉しいという感覚、幸せという感覚、がんばるぞ!という感覚、悲しい、寂しいという感情とも関わっていたり、

 

消化させたり、お腹がすいたと感じたり、心臓を動かしたり、疲れたら眠くなったり、朝が来たら目が覚めたり、朝には元気になっていたり、右に体を傾けても首やその他でバランスを保ったりすることも自律神経の仕事だし、眩しいと瞳孔を狭くして光が入り過ぎないように調節したり・・・書いていたらキリがないくらい 仕事は多い(笑)。

 

 

そして、自律神経は交感神経と副交感神経があり、緊張したり、がんばったり、興奮したりするときにつよく働き、リラックスしたり、泣いたり、楽しい、嬉しいと感じたり幸せと思うときにつよく働き、また戦うためとリラックスするためにそれぞれに必要なホルモンを作ることにも働きます。

 

 

自律神経が正常に働くためには、この交感神経も副交感神経も両方とも活性化させる必要があり、そうしてバランスを保っています。

どちらか一方(多くは交感神経)を働かせすぎて、どちらか一方を働かせなさすぎる(抑圧)ことによって、本来働くべきものを働かせないことによってもう片一方が働きにくくなる状態を 自律神経の乱れ と一般的に呼んでいます。

 

 

さきほども書いたように、お腹がすかない、汗をかかない、眠くならない、眠いのに目が覚めて眠れない、下痢や便秘を繰り返す、いつもまぶしい、動悸がする、めまい、耳鳴り、いつも不安になる。やる気が起こらない、血圧が高い、頻尿、汗が出すぎる、イライラしたら止まらない、気持ちがいつも不安定、蕁麻疹がでる、体の一部(またはあちこち)がいつも痛い・・・などといった ”病院でいろんな検査をしてもどこも悪くない”と言われるような ”不定愁訴”と呼ばれる症状でつらい思いをされてるかたの症状を ”自律神経失調症”と いいます。

 

 

更年期障害は、年齢では45歳ごろから55歳ぐらいまでの閉経前から閉経後ぐらいまでの主に女性ホルモンのバランスの乱れのことをいいます。(最近では男性の更年期障害も一般的に知られてきました)

じつは、この更年期障害も自律神経失調症の一つでこの年齢にさしかかるとみなさんに症状が現れるわけではなく、子供の頃からストレスにさらされることが多かった人や特に20代後半から30代後半にかけて過度のストレスに立ち向かわなかったいけなかった場合に起こりやすいともいわれております。

 

本来、更年期障害というのは、女性ホルモンが卵巣から分泌される量が少なくなってくることから起こるといわれておりますが、女性ホルモンというのは、副腎からも微量ですが分泌されております。副腎という臓器は、ストレスがかかると抗ストレスホルモンの生成をします。その仕事をたくさんしなくちゃいけなくなったとき、生きていく上で抗ストレスホルモンを作るほうが優先とされるため、 女性ホルモンを作ることをちょっとお休みするようなイメージです。

 

30代前後のときにこのような状態で過ごしてこられたかたに多く更年期にさしかかったときに更年期障害としていろんな体の変調と不調が訪れることが多いといわれており、 じっさい、ビッグハートマムでもこのようなことはありませんでしたか?と聞くとほぼ全員に近いかたが、たしかにそうです。と答えます。

 

 

また将来更年期障害で苦しまないためにも、若いときの生理不順も放置していてはいけません。生理というのは28日~30日周期で当たり前で、それが狂うようでしたらそれはなにか体や精神面に負担がかかっていると思い、食生活、睡眠などの生活の見直しをぜひしていただきたいと思います。

うつや自律神経失調症の原因

それは4つのストレスです

 

  • 精神的なストレス
  • 体のストレス
  • 食生活のストレス
  • 気候や温度湿度のストレス

 

くわしくは、4つのストレスのページで説明しております。

うつ鬱のエピソード

DSM5では以下の9つの代表的な症状があると伝えている

 

9症状のうち

●5つ以上が2週間以上にわたって存在すること

① 抑うつ気分(気分の落ち込み)

2 興味・関心または 喜びの消失

のどちらか一つが存在していることで 「うつ病」と判断される

 

  1. 一日中ほとんど毎日ほとんどすべての行動にたいして興味や関心の消失、または喜びの減退。自身の言葉だけでなく他者観察において示される場合もある。
  2. 一日中ほとんど毎日の抑うつ気分(気分の落ち込みや空虚感)自身の言葉だけでなく他者観察において示される場合もある。*幼少期や青年期ではイライラしている気分の状態もありうる。
  3. 著しい体重の減少、または増加(一カ月で5%以上の変化)またほとんど毎日の食欲減退、または過剰。*小児には期待される体重増加がみられないことも考慮
  4. ほとんど毎日の不眠、または睡眠過多
  5. ほとんど毎日の精神運動性の制止、または焦燥。なにかやろうと思わなくなる。(他者観察のほうが正確で主観的感覚は判断材料になりにくい)
  6. ほとんど毎日の疲労感、または気力の減退
  7. ほとんど毎日の無価値観、または過剰または不適切な罪責感(妄想的な場合もある)
  8. 思考力、集中力の低下、または決断困難 がほとんど毎日認められる
  9. 死についての反復思考。特別な計画はないが反復的な自殺念慮、または自殺企図。(衝動的である)または自殺するためのはっきりとした計画。

◎症状は著しい苦痛、または社会的、職業的、またはそのほかの領域において著しく機能の障害を起こしていること

◎症状は薬物の乱用や一般的な身体疾患(甲状腺機能低下症など)によるものではないこと

施術の流れ

  • カウンセリングシートに体調などをご記入いただきます。
  • 症状について詳しくお聞きするとともに、症状の出始めたことや症状が出てから今までの経過などもお聞きすることがあります。
  • 4つのストレスについて 説明とチェックを行います
  • 姿勢のチェックを行います
  • 体の緊張や歪みを整え、頭蓋、内臓、呼吸、顎関節の調整を必要に応じて行います。
  • 施術後の説明の時間があります(今後の計画なども話します)
  • 次回の予約が必要なかたは、次回の予約を取って帰っていただきます

元気になったらしたいこと、夢などもお聞かせくださいね!精一杯お手伝いしますからね!