不安症やパニック障害の原因は、いまのところあまりよくわかっていないのが現状です。
不安傾向にあるかたはいつも緊張しているため体もガチガチにこっていることが多いです。緊張の領域がふりきってしまいチカラが入らないような感覚のかたもいらっしゃいます。(自分が自分じゃないような感覚)
またいつも良好な関係を築こうとしすぎて自分自身の感情を抑圧したりまたは、感情のコントロールをしないでいいように感情を麻痺(鈍麻)させ、なにも感じないような状態へもっていくことも得意です。
このような状態も脳にとってはストレスで、自律神経のバランスが乱れ、息苦しさや動悸、呼吸がしにくくなったりします。
自律神経の乱れが起こると、脳の緊張が起こり、体の筋肉が緊張します。そのことにより交感神経が優位になり、不安の状態になりやすく、体のチカラを脱力することができなくなってたりもします。(無意識の緊張)
筋肉の過緊張というのは、無意識に感情を抑圧している(感じなくしているのも含む)と、起こります。無意識なので過緊張も無意識です。
チカラを入れてるわけではないのですが、脱力がうまくできません。 腕をブランとさせておいてもらっていても、その腕をツンツンと触ってみても揺れなかったり、腕が揺れるのではなく肘からうえが硬直したようにかたまりになって上半身が動く(揺れる感じではなく上半身がまとまって動く感じ)、もしくは、ツンツンと触られることによってさらに硬直がひどくなりどこも揺れず動かない場合もあります。
これは、無意識で起こっている ”不随意の筋肉の緊張”といいます。
筋肉には、不随意で運動をしている筋肉もありその主なものは内臓の筋肉です(自分の意思とはまったく関係なく生きるために動いています)。
生きるために自分の意志とは関係なく動いている(働いている)筋肉以外の筋肉は、随意筋です。
随意筋は、自分の意思で動かす筋肉です。が、 さきほど書いたように 随意筋なのに不随意で緊張してしまい、「脱力してください」「チカラを抜いてください」と言われてもなんのことだかわからない状態になっています。それは無意識だからです。
この無意識の緊張は、自律神経の交感神経が働いている状態で、血管を締め上げているような体の緊張を作り、不安に思うようなことが起きたとき過剰に刺激され、不安が不安を作りさらに不安になるといった悪循環が起こってしまいます。
どうしよう、どうしよう、、どうしよう、、、と考えているときって、体はカチコチですよね。
まあなんとかなるんじゃない?と、やんわり受け止めているときの体ってどことなくリラックスしているイメージがつきますよね。。。
ですので、この不随意の緊張を取り除いていけるような整体を行い、体の緊張をやわらげ、リラックスするホルモンの分泌ができるよう副交感神経が優位になる施術をとりいれて、パニックや不安症のかたに対応しております。
不安がゼロってことは、ありえません。”不安”という感情は、この世に生まれてきたときから生きていくために自分で自分を守るために備わった武器とも言えます。(命にたいして不安という感情がなかったら、、、命を守ることができません)
ですが、不安症でお困りのかたは不安に思いすぎることで 生活のレベルが下がってしまって心も体も身動きがとれなくなってしまっていることに困っています。
不安なことがあっても不安に思いすぎない心と体を作っていくことを目標に、私と一緒に不安の少ない生活を取り戻してみませんか?
※緊張していて、無意識にチカラが脱力できなかったり、力が入ってしまっていることもあります。が、チカラを抜いてください と言われても意識的に脱力ができないような状態を無意識の緊張と呼び、 「あっ!ほんとだ! 力が入ってましたね」と気づき、気づいたあと意識的にチカラがぬこうと思えばぬける状態であれば、まだ 体や脳の緊張は、△の状態です。
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